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FoE Japanの満田さんからの発信

ストップ!秘密保護法…今後に向けた作戦会議(12/12)

FoE Japanの満田です。
12月6日、問題だらけの秘密保護法が、パブコメも、各界からの懸念の声も、

福島公聴会での意見陳述人の反対も、野党からの反論も、怒涛のような

市民の抗議の声も、すべてを無視して、強行採決されました。

自らの国の民主主義を踏みにじる政府与党に、怒りを通り越して、

衝撃と恐怖を覚えた瞬間でした。

しかし、この強引で性急なやり方は、現政権も、高まる反対の声に

危機感を覚えていたことの証しかもしれません。

つまり、私たちは相当程度、安倍政権を追い詰めていたのかもしれません。

そして、ここまで強い反対の声を無視できる政権だということも

十分すぎるほど、よくわかりました。

 

海渡弁護士がご指摘のように、長期的には、秘密保護法の強行採決を

安倍政権の「終わりのはじまり」にしなければならないと思いました。

多くの人たちが声をあげたのは大きな成果でした。

この数か月、市民たちが、街頭抗議やデモで、シール投票やチラシまきで、

議員まわりでと、それぞれのやり方で行動したことは、今後に向けて

大きな力になると思いました。

 

私たちが呼びかけた「市民500人で国会に行こう!」にはのべ690人もの

市民の方々が参加してくださいました。

また、時間がない中、少なからぬ自治体で意見書採択の動きもありました。

この力をゆるやかにつなげて、今後にも活かしていきましょう。

秘密保護法の多くの懸念に対して、政府は、「あとで考えます」と

問題を先送りしています。

技術論にとらわれないようにしつつも、この悪法の害を最小限に抑え、

実質上機能させなくするために、政府の対応を確認し、必要に応じて

政府に対して意見を言っていったり、議員への働きかけを行う必要があります。

また、草の根レベルでこの法律の問題をしっかりと伝えていくことも重要です。
自治体やメディアへの働きかけも重要かもしれません。

いままでの活動を振り返り、今後に向けて何ができるかを話し合うため、

下記の作戦会議を開催します。

とりわけ、議員まわりなどの行動に参加してくださったみなさまの参加を

お待ちしております。

【ストップ!秘密保護法…今後に向けた作戦会議】

◆日時:12月12日(木)15:00~17:00
◆場所:衆議院第一議員会館第三会議室
◆内容:
 1.振り返り-成果と課題
 2.今後の見通し
 3.活動提案
  1)対政府
  2)対国会
  3)世論形成 など
※国会議員にもピンポイントで声をおかけする予定です。

◆主催:秘密保護法を考える市民の会
東京都新宿区下宮比町3-12-302 TEL:03-5225-7213
  E-mail:XLA07655(アット)nifty.com ※(アット)を@に変えてください。
              携帯:090-6142-1807