12月7日(土)14:00〜16:00 東埼玉百人委員会主催で
福島みずほ議員の講演会が越谷で行われました。
「さようなら原発」越谷連絡会の編集長の写真と
写真中ほどに、講演会に参加されたシナモンさんまとめを載せました。
「デモの声は議員会館の中にもよく聞こえていました。」
「特定秘密保護法廃止法案を作ります。」
福島みずほ講演会@越谷 2013.12.7 14:00〜16:00
3日間ほぼ徹夜が続き、前日は秘密保護法が可決された悔しさに地団駄踏まれたそうですが、溢れんばかりに情熱的だった福島みずほ議員のお話。...
覚えていることを箇条書きにします。
結果としては、野党の賛成がなかったことはよかった。
市民の声が法案の採決に与えた影響は大きい。
市民の声が高まったからどの野党も賛成するわけには行かなくなった。
安倍首相が秘密保護法の採決を急いだ理由は、日に日に反対の声が多くなってきて、次週に持ち越すと成立しなかっただろうから。
秘密保護法の問題点
1.何が秘密かわからない。
別表項目が多い。
第三者機関では外部チェックができない。
国民には秘密でも外国政府には流す。
裁判なら、文献と証言、があれば勝訴するが、
この法律ではシラをきることができる。
同様の例に「沖縄密約」の件がある。
2.秘密を扱う人に適性調査が行われる
3.ネットで不作為で情報を漏らしても処罰される可能性がある。
4.保存方法の問題。記録は廃棄できる。情報が永遠にわからなくなる。
5.共謀そそのかしでも厳罰が課せられる。
主体目的手段なんでもよい。
なぜ逮捕されたかわからない。
そのような状態のまま裁判しなくてはならない。
森大臣は「内部告発保護法があるから大丈夫」と言ったが、
この法律は民事裁判にしか適用されない。
6.議事録がない。本来ならば採決なしということ。
7.明文化されておらず口約束が多い。
実際には強制される可能性がある。
(例)国旗国歌法 これは「国旗は日の丸 国家は君が代」と決めただけなのに、
実際には強制が行われている。
現政権のこの動きは、憲法改悪の一環である。
「情報は民主主義の血液」
イラク戦争の際に「自衛隊は米軍を運んだ」ということは情報公開をして初めてわかった。
「ペンタゴンペーパーズ」(「ベトナムにおける政策決定の歴史、1945年-1968年」)がベトナム戦争止める大きな要因となった。
したがって、情報が隠されることは民主主義か機能しなくなる。
破防法
団体適用はされていない。
国民が監視しているから。
法律は国民が監視することが大切。
現政権は、来年の通常国会で「国家安全基本法案」提出を目論んでいる。
この法律には、機密保護法も入り込んでいる。
そして議員立法でなく政府立法にしたい。
でもこの法案は憲法に反する(日本国憲法下では、集団的自衛権は行使できない。)ので法制局が反対していた。
そこで法制局長官の首を切って、政府の言いなりになる長官にすげ替えた。
ナチスがワイマール憲法を殺したやり方と同じ。
安倍首相はおじいちゃん(岸信介)の望み=憲法改変を叶えることが目的。
社民党は特定秘密保護法廃止法案を成立させる。
野党で共闘していきたい。
様々な市民と連帯していきたい。
この悪しき流れを変える第一歩を踏み出す日にしましょう。
(他にも色々なお話がありましたが、覚えている範囲で記しました。)
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